一面の緑の芝生を見ると人は運動したいという衝動にかられ、結果として運動不足の解消になる。と言われています。
大人だけでなく今は子供でさえも運動不足が指摘されこれから先の健康が心配されています。子供たちを見ていても身体の使い方、転び方などが上手でない子供が以前よりも多いのかなと感じることもあります。そんな子供たち、もちろん大人の方にも運動の機会を増やすきっかけになります。

食生活の変化，運動不足などが原因して，今までは成人病と言われていた糖尿病が，現在では児童・生徒という若年齢層にまで拡大しています。
アメリカなどでは以前から糖尿病の治療の1つとして，ゴルフ場や公園緑地の芝生の上で素足で数カ月間，毎日1～2時間散歩させるという方法がとられているそうです。運動と裸足の足裏を芝生の茎葉で刺激することで血糖値の低下を促すという効果が期待できます。

人の体には触覚、痛覚、温度覚など様々な感覚がありますが、これらの感覚神経の多くは皮膚にあります。この皮膚の中でも特に敏感に感じられるのが、手のひらと足裏です。
人工芝で足裏を刺激し感覚を鋭くすることで足の踏ん張りがききやすくなったり、バランスがとりやすくなります。特に現代では靴を履いたり、手で触れるものもつるつるしたものが多く感覚神経を刺激する機会が少なくなっています。
このように芝生やとげのついたボールを触ることで感覚を日ごろから刺激して運動能力を高めていきましょう。