これからトレーニングで身体を作ってパフォーマンスアップさせようとした時にまず行ってほしいこと。それは、「自分の身体を知る」ことです。
パフォーマンスアップのためには基礎体力の向上が不可欠です。
基礎体力には大きく分けて

筋力　持久力　スピード　調整力　柔軟性　があります。

これらの能力が一つでも欠けてしまうと全体のレベルが下がってしまうと言われています。
５つの体力要素をバランスよく向上させていくためにも
まず、自分の身体がどうなっているかを知ることが大切です。
どの分野を伸ばしていく必要があるのかを確認していきましょう。

では、どうやって今の状態、それぞれのレベルを確認していけば良いのか？

おすすめの確認方法は
「コントロールテスト」です。
例えば、
ベンチプレス　筋力
20メートルシャトルラン　持久力
長座体前屈　柔軟性

など、学生の時に行う体力測定をイメージしていただくと
分かりやすいかと思います。
項目が明確なものもありますが
競技によってメニューを変えることもおすすめです。

このように、
自分の得意、不得意を把握することでトレーニング効率も上がります。

トレーニングや練習において大切なことは目的です。
何のためにこのトレーニング、練習を行うのか
指導者はもちろん競技者も目的を理解する必要があります。

目的を理解していなければ何を意識してトレーニング、練習をすればいいのか
わからないので結果としてパフォーマンスアップに繋がりません。

トレーニングや練習が身体作り、実践にどのように影響してくるのか
意識することでより効率が上がりパフォーマンスアップに繋がってきます。

そのうえで、競技特性です。
例えば、サッカーでは90分間走り続けられるようなスタミナが必要。
野球では、安定した地面でバランスをとり動作を行う。
テニスでは横や縦、斜め短い距離を早く動く。
など、様々な特徴があります。

ここで、野球のバランストレーニングにバランスボールは
必要なのか？という疑問も生まれます。
安定した地面に立つ力をつけるには
安定した地面でトレーニングをする必要があります。

足首のリハビリなど目的によっても変わってくるので
一概には言えませんが、バランスボールの使い方も変わるかもしれません。

競技特性を考えたうえで
どんな目的をもってトレーニングを行うかで
結果は大きく変わります。
是非一度トレーニングプログラムを作成する際に取り入れてみて下さい。

トレーニングを行っていくうえで重要な事は
ベースは全身の筋力を向上させること。

体幹部を中心に筋力を向上させるような
トレーニングは◎です。
ベースアップがパフォーマンスの向上に繋がります。

・自分の身体を知ること
・全身の筋力を向上させること
・競技特性を学ぶ

年齢、トレーニング環境、経験
によって内容は異なりますがベースは同じ

パフォーマンスアップを目指して
目的をもってトレーニングに励みましょう！