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季節の変わり目の体の変化

季節の変わり目の体の変化

暖かくなってきたのに疲れが取れない、頭痛がする、など体の不調を訴える方も多いと思います。

一般には、暑い夏や寒い冬の方が過ごしにくいため、体の不調が起こりやすいと思いがちです。

しかし実際は、3月から4月にかけてや、10月から11月にかけて調子を崩す方が多いのです。

では、なぜ季節の変わり目は体の不調が起こりやすいのでしょう?

今回は、季節の変わり目に起こる体の不調の原因と予防についてお伝えしたいと思います。

原因と症状

ストレス

自律神経が乱れる原因は?

自律神経には交感神経と副交感神経がありますが、活動している時間帯は交感神経が、休んでいる時間帯は副交感神経が優位になり、通常は一日トータルでバランスをとっています。

しかし、人間関係などの悩みによる精神的ストレスや、過労などの身体的ストレスによって、普段リラックスして副交感神経が優位になる時間帯にも交感神経が優位になってしまうことで、自律神経のバランスが崩れてしまいます。

季節の変わり目は一日の気温の変化が大きく、体にはとても負担がかかります。これが、自律神経のバランスを崩す大きな原因となるのです。

どんな症状がでるの?

日中の眠気や頭痛、体のだるさ、肩こりや肌荒れなどの症状がよく現れるといわれています。

また、情緒不安定になったり、気分が落ち込んだりと、心に症状が出ることもあるでしょう。

これらのつらい症状により、朝起きられなくなったり、やる気が出なくなったりと生活や仕事に支障をきたしてしまうと、ますます悪循環となってしまいます。

ですので、季節の変わり目につらい症状が出る方は、予防を心がけるようにしましょう!

予防

睡眠
予防は、規則正しい生活を送るようにすることにつきます。

自律神経が乱れていると、生活のリズムが崩れがちです。しかし、生活のリズムが崩れると自律神経がさらに乱れてしまうので、悪循環を起こしてしまいます。

食事はできるだけバランスの良いものを食べ、腹八分目を心がけましょう。ビタミンB群をとることも有効ではありますが、無理にビタミンB群が多く含まれている食事をとろうと思うより、食べたいものをバランスよく食べることを心がける方が気持ちの面でよいかと思います。

睡眠は特に重要です。ただ、こちらもはじめから完璧を求めないようにしましょう。よい睡眠をとるための自分なりのルーティンを見つけるとよいでしょう。

例えば、寝る3時間前に自分の好みの温度のお湯をはったバスタブに30分つかる、晩御飯は寝る2時間前までにすます、寝る前にストレッチを15分する、好きな音楽をかける、アロマを焚くなど、自分がリラックスすることを第一に、徐々にリズムを作っていきましょう。

おわりに

季節の変わり目は寒暖差によるストレスが体に負担をかけることで、自律神経を乱れさせ、心身の不調をきたす原因となります。

そして、その不調を予防するためには、規則正しい生活を送ることがとても大事になります。

しかし、無理にリズムを作ろうとすれば、それ自体がストレスとなることもあります。

ですので、自分にとって最適なリズムを焦らずに自分のペースで見つけていくことを心がけるようにしましょう。