Contents
水は身体の中で何をしている?
栄養素を吸収させやすくする
食事の中に含まれる栄養素を吸収しやすい形にして、水に溶け込ませます。
栄養素や老廃物の運搬
血液やリンパ液は水分を含んでいます。栄養素を細胞まで運んだり、老廃物を尿として排出したりします。
体温調整
水は温まりにくく、冷めにくい性質を持っています。身体は体温を一定に保つ必要がありますが、水分は体温を一定に保つことに役立ちます。
水分は身体にいいことばっかり!
血流改善
血液は80%ほどが水分で出来ています。水分が身体から不足すると、血液がドロドロになってしまいます。水分を補給してサラサラの血液を身体に流してあげましょう。
血液循環が良くなることで、手足の末端まで身体の隅々まで血液を送ることが出来るようになります。これにより冷え性の予防にも繋がります。
代謝を上げてくれる
水を飲むことで、血液循環が良くなり、体内の栄養や酸素が身体の隅々まで届きやすくなります。栄養がしっかりと届くことで、細胞は活性化して元気になり、それによって代謝が上がると言われています。
アンチエイジング
乾燥を防ぐ
お肌トラブルの大半は、水分不足だともいわれています。
水分が不足すると肌の乾燥を招きます。肌が乾燥すると外部ダメージを受けやすくなることで、弾力が低下してさらにシワやシミの原因を生み出すこともあるそうです。
ターンオーバーを正常に行う
肌の新陳代謝、生まれ変わりであると言われるターンオーバーですが、年齢と共に周期が遅くなるといわれています。
ターンオーバーが乱れるのは、血液の循環が悪くなっていることが原因です。血液循環は、体内の水分量が不足しすることで悪化します。
関節のクッションに潤いを与える
関節には、骨と骨の間に軟骨や半月板などのクッションが入っています。
これは、関節を動かすときに骨と骨がぶつかったり擦れたりする衝撃を吸収する役割を果たしています。この関節のクッションは水分を多く含んでおり身体の水分が足りなくなると、クッションが硬くなってしまい、関節の痛みに繋がることがあります。
1日どれくらい飲めばいいの?
1日の生活の中で、成人で身体から2リットルほどの水分が出ていくと言われています。
運動をあまりしない人で2.5リットル、運動やスポーツをされる場合は、3.3リットルほどの水分補給は必要になってきます。
水を飲むことで改善できること
むくみ
身体の60%は水分で出来ています。身体の水分が不足した時、これ以上水分を出さないようにするために、水分を溜め込むようになります。その結果として、水分が滞ってむくみになってしまいます。もちろん水分を取りすぎてむくみが出ることもありますが、1日2.5リットルほどの水分を摂取しているか
筋肉のコリ
筋肉のコリは、筋肉の血行不良や、血液の流れが悪くなることによって老廃物の排出が出来なくなることによって起こります。血行を良くするためには、水分補給は欠かせません。
デスクワークなど、同じ姿勢で固まっていることが多い場合でも、血液の流れは悪くなりやすいので、こまめに筋肉を動かしてあげましょう。
理想の水分補給のやり方は?
のどが渇く前
身体は体内の水分が不足してくると、のどの渇きをサインにお知らせしてくれます。これは、すでに体の中から水分が不足していることを示しています。
「のどが渇いたら水分補給をする。」ではなく、「のどが渇かないように水分補給をする。」を心掛けて水分摂取を行えると理想です。
こまめに分けて摂取する
一度に大量の水分を摂取しても、身体に吸収できる量が決まっているので、ほとんどは吸収されずに排出されてしまいます。一度に大量に飲むのではなく、30分に一度コップ一杯など、こまめに分けて摂取することをお勧めします。
習慣をつけるまでが大変ですが、トレーニングと思って水分補給を心掛けていきましょう!