サポーターにもいろんな種類があって、何を選べばいいのか分からない時があります。
今回は、【足首、足指周り】のサポーターについて症状を確認しながら説明していきます。
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足首の痛み
捻挫をした場合
足関節の捻挫は、外くるぶし(外果)と内くるぶし(内果)のから繋がる靭帯が損傷することで起こります。
この痛みを予防していくためには、底屈・背屈・内反・外反の4方向の動きを制限する必要があります。
しっかり固定したい
足関節の動きをサポートする中で、最も重要なことが、内反(うち返し)・外反(そと返し)の動きを制限することになってきます。
足首の動きをしっかりと固定して、痛めた部分に極力ダメージを与えないようにしたいという方は、足首の側面に引き上げベルトがあるタイプと選びましょう。
また、この引き上げベルトも伸び縮みするタイプと伸びにくいタイプがあります。
ある程度関節の動きが欲しい
日常生活や、スポーツなどを行うようになってくると、ガチガチに足首を固めた状態で身体を動かすことが大変になってきます。内反、外反の動きをある程度制限して、底屈、背屈の動きを行えるようにすることで、足首の動きはかなりスムーズになります。
冷えた時や慢性的に痛む場合
慢性的に痛みが出る場合や、寒さで冷えた時に痛みが出る、朝の動き出しが痛い。などの症状がある場合は、足首を温めることで改善する可能性があります。怪我をすると、最初は、炎症という形で痛みを伴いますが、炎症は4日もすれば軽減します。怪我をした直後、炎症が起きている時期は温めることはお勧めしませんが、炎症の時期が終わった後は、温めて血液の流れを良くしてあげることで症状の軽減が望めます。慢性的に痛みが伴う場合の多くの原因が、血行不良による筋肉の緊張が考えられます。寝起きは筋肉が動いていないので、硬かったり、冷えると血液の流れが悪くなり、筋肉が硬くなります。
運動やストレッチで筋肉を柔らかくしてあげることが大切になってきますが、根本には血液の流れを良くしてあげる必要があります。
親指が痛い(外反母趾)
足の親指の形を確認してみてください。親指が内側(人差し指側)に入り込んでしまっている状態はありませんか?外反母趾と言って、骨が変形してしまっている可能性があります。
足のサイズに合わない靴を履いていたり、ヒールを履いていたりするとなりやすくなってしまうと言われています。
靴を履かずに歩いても痛みが出る
親指が内側(人差し指側)に入り込む状態をサポーターの力で真っすぐに戻してあげることで痛みを軽減できることがあります。履くだけで親指のサポートができ、靴下の下に着用することが出来ます。
親指と小指を広げてあげることでサポートをするタイプです。
内反小指という、小指が内側(薬指側)に入ってしまう症状にも使ってもらうことが出来ます。
裸足の時は大丈夫だけど、靴にあたって痛い
外反母趾によって親指の骨が突き出してしまうことがあります。この突き出した骨が靴を履いて歩いているときに、靴とぶつかってしまい、痛みを伴う場合は、親指の外側にクッションを入れて靴との衝突を防ぐことで痛みが軽減できる場合があります。サポーターを使わなくても、ガーゼなどを挟み込んでもらうことでも軽減することが出来ます。
踵地面に着くとが痛む
踵の骨には足裏の筋肉や、アキレス腱など多くの筋肉がくっついています。日常生活やスポーツをする中で筋肉が踵の骨を引っ張って炎症が起きる場合があります。そんな時など、炎症が起きている踵へのダメージを減らすためにクッションを入れることで症状の軽減が出来ます。
歩いたり、ジャンプの着地をしたときなどに、踵が地面に着いた時に痛む場合などは、踵にクッションを入れてあげることで軽減できる可能性があります。
※踵が地面に着かなくても(つま先立ちなどで)痛い場合はオススメしません。
正しいサポーターを選びましょう
正しいサポーターを選ぶことで、痛みを大幅に軽減できる可能性があります。サポーター選びに困ったときは、ドラッグストアやスポーツ専門店で店員さんに症状を説明して購入されることをお勧めします。
足裏の筋肉を緩めよう
足裏の筋肉が硬いと、指先が上手に使いないのと同時に、足首の安定性が低下してしまいます。
テニスボールやゴルフボールなどで、足裏をゴロゴロと刺激を入れるだけで血液の流れが出てきます。
毎日、少しづつ緩めて聞きましょう!