デスクワークや車の運転などをしていて、長時間同じ姿勢が続いたときなどに、手先が痺れてきたり、冷たくなってきたりすることがあります。
その症状、もしかすると胸郭出口症候群かもしれません。
胸郭出口症候群とは
胸郭出口症候群(TOS)は、首の骨(頸椎)の隙間から出た神経が指先まで繋がっているのですが、首、肩周りの筋肉が硬くなることで神経や血管を圧迫してしまい、痺れや血行不良を引き起こしてしまいます。
何をすると起こりやすい?
筋肉は長時間同じ姿勢を維持したりすると硬くなります。猫背や腕を前にする姿勢など身体にとって負担のかかる姿勢が長時間続いたときに、首、肩周りの筋肉が硬くなって症状を引き起こしてしまうことがあります。
猫背姿勢が気になる人は注意!
特に小胸筋という、肋骨と肩甲骨をつないでいる筋肉がありますが、デスクワークなどでの猫背が原因でこの筋肉が硬くなり圧迫してしまっているパターンが良く見受けられます。
まずは、筋肉を柔らかくしてあげよう。
この胸郭出口症候群ですが、原因をたどると、筋肉の硬さが主な原因になるので、ストレッチなどで筋肉を柔らかくしてあげることで、症状の軽減を目指すことができます。
ストレッチを紹介!
ポイント
①呼吸を止めないようにしましょう。
「吸う」手を後ろに回したとき
「吐く」手を足に戻したとき
②肘を伸ばして身体を捻じっていきます。
③腕を後ろに回した際に、手首を反らしてみてください。