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ぎっくり腰の原因と予防方法

ぎっくり腰の原因と予防方法

ぎっくり腰とは?

そもそも、ぎっくり腰とは何なのか?

ぎっくり腰は一般的に腰の筋肉、筋膜の損傷をいいます。
いわゆる腰の肉離れです。

急性腰痛症と呼ばれ
急に痛みで腰に力が入らなくなったり、電気が走るような
症状がでます。

ぎっくり腰になりやすい人の特徴

ぎっくり腰になりやすい人の特徴として、
・猫背、反り腰等の骨格上の特徴
・長時間の運転、デスクワーク等同じ姿勢を維持する時間が長い
・重いものを持つことが多い
・身体が硬く柔軟性が低い

これらにあてはまることが多いと比較的ぎっくり腰になりやすい
と言われています。

痛みの出やすい特徴としては
主に骨格、筋肉のパターンがあります。

骨格、姿勢の問題

代表的なものとして
猫背と反り腰が挙げられます。

猫背では骨盤が後傾(後ろに倒れる)ような形になるので
腰の骨が後ろにカーブを描くようになり腰の靭帯にストレスが強くかかります。
この状態で重いものを持ち上げたりしようとすると
ぎっくり腰になってしまいます。


反り腰では反対に
骨盤が前傾(前に倒れる)ような形になり腰の骨が前にカーブを描きます。
もともと腰の骨は前にカーブしていますが反り腰ではこのカーブがより強くなります。
このような状態になると、ぎっくり腰だけでなくヘルニアのリスクも高まります。

筋肉、柔軟性の問題

次に、筋肉そのものの問題

柔軟性が低い。
例えば、立ったまま前屈をして地面に指がつかない
うつ伏せで寝た状態で手で足首を持ち膝を曲げて
お尻に踵がつかないなどの状態です。

どういうことが起きるのか?

ゴムをイメージしてみてください。
柔らかいゴムであれば引っ張ってもビヨーンと伸びていきます
しかし、ゴムかカチカチの状態では
引っ張っているうちにパチン!と切れてしまいます。

ぎっくり腰もこれと同じようなことが
腰の筋肉に起こります。

ぎっくり腰を予防するには

一度なってしまったら繰り返しやすいと言われているぎっくり腰
どのように予防すればいいのか。

骨格、姿勢、柔軟性
これらの原因に共通しているものは筋肉です。

筋肉が硬くなれば姿勢も悪くなり
筋肉自体の柔軟性も下がります。

関係している筋肉を
自然な状態に戻すことがぎっくり腰の予防に繋がります。

バランスボールを使った猫背予防ストレッチ

バランスボールの頂点に肩甲骨がくるように寝る
両手を広げ力を抜き
この姿勢を2分間保持する。

2分間胸筋のストレッチを行うことで
肩が開くようになり猫背の改善に繋がります。

反り腰改善のストレッチ

反り腰になる主な原因は
腸腰筋と呼ばれる、骨盤についている筋肉が硬くなってしまうことです。

腸腰筋のストレッチが上の画像です。

①仰向けに寝た状態で、骨盤の下に丸めたタオルを入れる。
②両手で膝を抱え胸の方に寄せる。
③逆足の足首を90度にして、踵を下げる
この時動かす方の足は引っ張られている能なイメージで行う。

5秒下げて元の位置に戻す。
これを10回ほど行ってください。

まとめ

ぎっくり腰の予防には筋肉を緩めて姿勢を自然な状態に戻すことが
とても重要になります。

そのうえで、腹筋を鍛えて天然のコルセットを作る。
など様々なトレーニングが活きてくるので
まずは自宅でできるストレッチから始めてみてください。

あの痛みを繰り返さない。痛みを出さないために
ストレッチの習慣を身につけませんか?